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2019年11月27日

防災対策、家庭で話し合い2割弱

 災害時の集合場所や連絡手段について、子どもと話し合っている家庭は2割に満たないことが、
(株)バンダイが実施した「子どもの防災に関する意識調査」でわかった。
調査は今年7月、小学校1年生から中学校3年生とその保護者900 組が回答した。

 災害対策について家庭で「しっかり話し合えている」と回答した家庭はわずか5.9%で、「少しは話し合えている」が13.0%。
一方、「全く話し合ったことはない」と回答した家庭が23.2%に上った。

 防災対策について家庭で話し合うタイミングは、小学生の子どもがいる家庭では「学校などで防災訓練を行ったタイミング」が47.1%で最も多く、
「身近な地域で災害があった時」43.1%が続いた。中学生の子どもがいる家庭では、「他の地域で災害があった時」が58.8%で最も多かった。

 子どもが知っている家庭の防災対策の内容で多かったのは、「地域の避難場所と、家族の集合場所」33.3%、「自宅の非常食の場所」22.7%、
「災害時の家族の連絡先・連絡手段」22.0%だった。

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