南海トラフ巨大地震や各地で発生している豪雨、台風、土砂災害などの大規模災害に対して減災を行うために、
愛知県教育委員会は名古屋大学、愛知県防災安全局と連携し、2010 年度から毎年「高校生防災セミナー」を開催している。
セミナーには、県内の高校30 校から各校生徒４人と教員１人が、２年間にわたり参加する。

　30 校のうち15 校の受講生は今年度がセミナー初年度で、７月の３日間、名古屋大学の教授から講義を受けたほか、
民間団体からボランティア活動について学んだ。８月からは昨年度から継続参加している15 校と合同の講義となり、
地域防災に向けた自分たちの活動計画についての発表や、昨年度からの受講生による防災活動に関する経過発表も行われる。
12 月の最終日には、高校生防災フォーラムが開かれる。

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