福岡県宗像市の「宗像歴史未来塾」の中学生たちが、世界遺産だけではない宗像の魅力
を中学生の視点で描いた、市のＰＲ映像を制作した。DVD を公共施設や市内事業所に配布す
るほか、公式動画サイトでインターネット配信する。
　未来塾は、「宗像市グローバル人材育成プラン」に基づく事業の一環として、郷土愛やリー
ダーシップを育みながら国際的な人材育成を目指し、中学生を対象に３年前から実施してい
る。2015 年、16 年は、世界遺産の沖ノ島と関連遺産をテーマにした絵本を制作した。
　今回は、公募の中学生14 人が宿泊研修を含めた全５回のプログラムで、４班に分かれ、
映像づくりのコツ、撮影・編集の方法を学びながら映像を完成させた。
　映像は、都市再生や地域の交流を図る日の里ファームの人たちにインタビューした「ここ
から始まる物語」、すすき牧場や赤間宿など内陸部の魅力に焦点を当てた「まだ見ぬ宗像
の良いところ」、道の駅むなかたや鐘の岬活魚センターで働く人たちを描いた「MUNAKATA
UMISACHI」、七夕伝説が伝わる離島・大島の魅力をストーリー性のある作品にした「大島
七夕物語」の４作品。それぞれ約５分に仕上げられている。

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