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2018年8月8日

学力テスト英語予備調査 表現力重視

 文部科学省は、2019 年度から全国学力・学習状況調査(学力テスト)で3年に1度、中学
校3年生に英語を追加するにあたり、課題検証のため5月に予備調査を実施し、問題と正答例
を公表した。範囲は中学校2年生までの学習内容で、「読む・聞く・書く・話す」の4技能
を対象とし、コミュニケーションに必要な発信力を重視した問題が出された。
 調査は全国から抽出した136 校の中学校3年生約2万人を対象に実施。「読む・聞く・書く」
のテストは計45 分、「話す」についてはパソコンで動画などを見てから生徒の英会話をマイク
で録音する方法で15 分程度。問題の理解度などを尋ねた質問紙調査も行った。
 問題は、英語の文章や音声を正しく理解しているかを問い、「会話の流れをくんで即興で質問
する」「聞いたり読んだりした内容について意見を書く」など、4技能を組み合わせる複合型の
問題も出た。「話す」の問題では、パソコンの画面にリチャード先生とナオミが会話するアニ
メーションを表示。解答者も会話の流れに沿った質問を先生にできるかをみた。会話の流れを
くんでいれば、解答例とは違う視点からの質問でも正答になる。
 国立教育政策研究所は出題のねらいについて、「急速なグローバル化で英語を使って互い
の文化や気持ちを理解し、伝える能力が重要になっている」と説明。今回は調査が目的のため、
正答率は公表されないが、各教育委員会や参加校には結果を伝える。
 問題と正答例は、国立教育政策研究所のホームページに掲載されている。

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