デジタル教科書が小中高校などで使用できるよう、政府は学校教育法など関連法の改正案を閣議決定。
2019 年度からの施行を予定している。デジタル教科書は、学習障害や視覚障害などがある子どもが学びやすくなる効果が見こまれるほか、
新学習指導要領が重視する「深い学び」にもつながると期待している。
　デジタル教科書の普及やＩＣＴ利活用推進のため、著作権法も改正する。紙の教科書と同様に、文学作品などの著作物について、
権利者の許諾を得ないで掲載・利用するのを認める。
　また、教員が他人の著作物を使って作成した教材を、ネットワークを通じて児童生徒の端末に送信する行為について、
新たに著作権者への許諾が不要となる。改正法案が成立すれば、デジタルと紙の教科書の併用が認められ、導入は学校や教育委員会の判断となる。

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