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2017年10月11日

青少年のネットトラブル 中1が最多

( 一財)インターネット協会が、東京都からの受託で開設しているネットなどの相談窓口「東京こ
どもネット・ケータイヘルプデスク(こたエール)」の昨年度の相談実績について、相談件数は
1,405 件で、そのうち青少年を当事者とするトラブルの相談件数が1,100 件を超えた。
 青少年を当事者とするトラブルでの使用端末は、スマートフォンが807 件で全体の72%を
占めた。次いで、タブレットやデジタルオーディオプレーヤーなどを含む「その他」が156 件、
「PC」66 件、「携帯ゲーム機」25 件だった。ネット上の書き込みトラブルは175 件で、内訳
は、「削除方法」114 件(65%)、「名誉毀損・誹謗中傷」32 件(18%)、「ネットいじめ」29
件(17%)。安易に情報を発信してしまった結果、何らかのトラブルになる相談が後を絶たなかった。
また、ネット依存の相談は、中学生の保護者からの相談が60%を占めた。
 青少年を当事者とするトラブルのうち、最も多かったのは中学生からの相談だった。
 学年別では、「中1」の相談が179 件で最多。次いで「中3」が162 件、「中2」が153 件で、
中学生からの相談がほぼ半数を占めた。
 中学生の相談内容で最も多かったのは、「架空請求」で213 件(40% )。次に多かったのが
「交際」89 件(17%) で、件数・割合とも増加した。

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