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2017年3月29日

中2女子の3人に1人 「進路」に悩み

 中学校1年生から2年生になると悩みをもつ生徒が増え、特に成績や進路に関する悩みがもっ
とも増えることが、厚生労働省が2001年の出生児に対して毎年行っている継続調査、「第14回
2 1 世紀出生児縦断調査」の結果でわかった。調査は15年、14歳(中学校2年生)を対象に、
約29,500人から回答を得た。
 悩みや不安の有無について、第13回調査(中学校1年生)と今回の調査の割合の変化をみると、
「悩みや不安がある」と回答したのは、男子は28.9%から3.5ポイント増加して32.4%、女子
は43.6%から7.7ポイント増加して51.3%となった。悩みや不安の種類でもっとも多かった
のは、男女とも「学校や塾の成績に関すること」で、男子は17.4%、女子は31.5%だった。
 また、第13回調査との割合の変化では、男女とも「進路に関すること」がもっとも増加した。男子は
9 . 4 %から6 . 8ポイント増の1 6 . 2 % 。女子は14.6%から倍増の29.2%となり、約3人に1人
が進路や成績に悩んでいることが明らかとなった。

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