英語教育や国際理解・多文化共生教育に力を入れている神戸市教育委員会は、2008年に神
戸市外国語大学と連携協定を結び、アクションプランを策定。これまで、小学生の大学訪問や中学
生を対象にしたイングリッシュ・サマースクール、外国籍の児童・生徒の学習支援など、交流活動を
実施してきた。
　2020年度から小学校５、６年の英語を正式教科とする方針が示されたことなどを受け、市教
育委員会と同大学は、アクションプランを改訂。神戸市立の小中高校の児童生徒の英語力アッ
プに向け、連携を強化する。
　主な改訂の内容は、同大学院英語教育学専攻で開講しているリカレント教育（高度で専門的な
再教育）に、市立学校教員の参加を促したり、小学校低学年向けの英語活動研修会を実施する
など、教育面での国際化の進展に対応したさまざまなプログラムの提供を予定している。

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