これだけは知っておきたい教育NEWS
2016年4月6日
五輪開催に向け 体力向上に目標値設定
東京都教育委員会は、2020年オリンピック・パラリンピックの開催都市にふさわしい、運動・
スポーツに親しむ元気な子どもたちを育成するために、基礎体力向上を目指す推進計画「アクティブ
プラン to 2020」を策定した。学年ごとに体力テストの数値を設定し、20年の大会開催までに、
小学生は全国で上位レベルに、現在最低水準の中学生は全国平均程度に高めることを目指す。
都教育委員会では、長期的に低下している子どもの体力向上を目指し、09年に「子供の体力向上
推進本部」を設置。10年には「総合的な子供の基礎体力向上方策(第1次推進計画)」を定めるなど、
さまざまな取り組みを進めてきた。しかし、15年の全国体力テストでは、中学男子は8種目の
合計点が全国最下位、女子は43位という結果だった。
これらの原因には、都内の中学生の1週間あたりの運動時間が、全国平均に比べ著しく
少ないことなどがあると分析。推進計画では、中学校は各校が「体力向上推進計画」を作成し、運動する
時間の確保に努めることが盛り込まれた。
スポーツに親しむ元気な子どもたちを育成するために、基礎体力向上を目指す推進計画「アクティブ
プラン to 2020」を策定した。学年ごとに体力テストの数値を設定し、20年の大会開催までに、
小学生は全国で上位レベルに、現在最低水準の中学生は全国平均程度に高めることを目指す。
都教育委員会では、長期的に低下している子どもの体力向上を目指し、09年に「子供の体力向上
推進本部」を設置。10年には「総合的な子供の基礎体力向上方策(第1次推進計画)」を定めるなど、
さまざまな取り組みを進めてきた。しかし、15年の全国体力テストでは、中学男子は8種目の
合計点が全国最下位、女子は43位という結果だった。
これらの原因には、都内の中学生の1週間あたりの運動時間が、全国平均に比べ著しく
少ないことなどがあると分析。推進計画では、中学校は各校が「体力向上推進計画」を作成し、運動する
時間の確保に努めることが盛り込まれた。