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2016年3月16日

21世紀の子どもたち 悩みの相談相手は「母」

厚生労働省は、2001年に生まれた子どもたちとその保護者を対象に毎年実施している、
第13回21世紀出生児縦断調査(平成13年出生児)の結果をまとめた。第13回調査は14年度に実
施され、中学1年生になった子どもたちの生活実態や経年変化の状況を継続的に観察した。
子どもの平日の就寝時間は、「午後10時前」が第11回調査(小学5年生)で50.7%、
第12回調査(小学6年生)で3 8 . 9 % 、第13回調査では13.2%と、年々減少している一方、
「午後11時台」が第1 1 回調査7 . 3 % 、第1 2 回調査12.4%、第13回調査31.8%と年々増加している。
 「悩みや不安がある」と回答した割合は、男子29.0%、女子43.5%。悩みや不安の内容でもっ
とも多かったのは、男女とも「学校や塾の成績」(男子54.8%、女子58.7%)、次いで「進路に関
すること」(男子32.5%、女子33.3%)。そのほかには、男子は3位の「親の期待や要求が高すぎ
ること」(16.0%)がやや高いのみだったのに対し、女子は「友達との関係に関すること」
(26.8%)「部活動でのトラブルに関すること」(22.6%)「自分の容姿に関すること」(22.7%)
など、さまざまな悩みがあがった。悩みや不安についての相談相手は、男女ともに
「母」(男子60.3%、女子67.0%)が1位。2位は「友人」( 男子3 5 . 7 % 、女子5 9 . 8 % )、
3位は「父」(男子30.9%、女子19.0%)で、男女の割合に差が出た。また、母親が強い影響力を持って
いることが浮かび上がった。

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