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2015年12月23日

4市町村25校の中学生がまちの未来を議論

 中学生が主役となり、まちの未来を考える会議「夢創造、ナビゲーションサミット」が
新潟市で開かれた。サミットは、新潟県教育委員会が郷土愛を軸としたキャリア教育推進の一環
として開催したもので、上越、佐渡市と、田上町、刈羽村の4市町村から計25 校、約14 0人
の中学生が参加した。
 生徒たちは、職場体験活動や地域の行事体験活動の取り組みを発表。その後、市町村別に
4つのグループに分かれ、意見を交換。各市町村長や教育委員会の関係者、教員なども議論
に参加し、自分たちが住むまちのよさと課題を厚紙に書き込んでいった。
 熱い議論の後、各グループが課題の解決策を発表。上越市の生徒は、高齢化問題の解決策
として、若者が住みたいまちづくりを進め、PRを強化することを提案。
 佐渡市の生徒たちは、「自然の豊かさ」などのよい点を挙げる一方、「観光地の魅力が生か
しきれていない」と指摘。解決策として、島内各地で楽しめる釣りや豊富な史跡をバスでめぐ
る企画を充実させる案を説明した。

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