これだけは知っておきたい教育NEWS
2015年10月14日
次期学習指導要領 高校に新科目
文部科学省は、小中高校の次期学習指導要領の原案を明らかにした。
高校では、日本や世界の近現代史を学ぶ「歴史総合」や、選挙権年齢が
18歳に引き下げられることを踏まえ、社会参画を促す「公共」などの
新科目を必修化する。新科目名はいずれも仮称で、中央教育審議会で
さらに詳細を詰め、2016年度中に内容や授業時間数の基準となる
新学習指導要領案を答申する。
「脱ゆとり」にかじを切った前回改訂では、小中学校の学習内容が
大幅に増やされたが、高校はほぼ手つかずの状態だった。今回の改訂
では、小中高校を通じ主体的に学ぶ態度や課題解決型の能力を育成する
ことを重視。
思考力や表現力を重視する大学入試改革も見据え、数学と理科を
横断的にあつかう新たな選択科目として「数理探究」を設けるほか、
「アクティブ・ラーニング」の学習手法の導入も盛り込まれるなど、
高校教育は大幅に見直されることになる。
小学校は20年度から、中学校は21年度から全面実施され、
高校は22年度から学年ごとに順次実施される。
高校では、日本や世界の近現代史を学ぶ「歴史総合」や、選挙権年齢が
18歳に引き下げられることを踏まえ、社会参画を促す「公共」などの
新科目を必修化する。新科目名はいずれも仮称で、中央教育審議会で
さらに詳細を詰め、2016年度中に内容や授業時間数の基準となる
新学習指導要領案を答申する。
「脱ゆとり」にかじを切った前回改訂では、小中学校の学習内容が
大幅に増やされたが、高校はほぼ手つかずの状態だった。今回の改訂
では、小中高校を通じ主体的に学ぶ態度や課題解決型の能力を育成する
ことを重視。
思考力や表現力を重視する大学入試改革も見据え、数学と理科を
横断的にあつかう新たな選択科目として「数理探究」を設けるほか、
「アクティブ・ラーニング」の学習手法の導入も盛り込まれるなど、
高校教育は大幅に見直されることになる。
小学校は20年度から、中学校は21年度から全面実施され、
高校は22年度から学年ごとに順次実施される。