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2013年11月1日

公立中間一貫校で独自のプログラム

札幌市教育委員会は、2015年春に開校予定の中高一貫校の私立札幌開成中等教育学校で、海外で通用する大学入学資格が取得できる教育プログラム、「国際バカロレア(IB)」の導入を目指すことを決めた。実現すれば公立一般校では全国初となる。市教育委員会は導入理由について、地域に根ざした国際人を育てるのに手法が適していることを挙げている。
IBは、ジュネーブに本部がある国際バカロレア機構(IBO)が実施する、グローバル化に対応出来る人材育成を目指した教育プログラムだ。IB認定校は世界で急速に広がる一方、日本では、原則的に英語指導することがネックとなり普及が遅れている。現在、世界各地に3664校の認定校があるが、日本ではインターナショナルスクールや私立校など26校での導入にとどまっている。
日本は2015年度から、授業の一部を日本語で実施出来ることでIBOと合意。政府は5年以内に200校の認定校を目指している。
一方、鹿児島県教育委員会は、2015年度に開校する全寮制の県立中高一貫校、楠隼中学校、楠隼高校で、同町に施設をもつ宇宙航空研究開発機構(JAXA)との連携口座を企画している。年度内にJAXAとの提携の調印を行うことを計画し、JAXA職員や宇宙飛行士らによる年間を通じた講座の実現を目指している。
同校は、公立では全国初の全寮制男子校で、全国から生徒を募集する。外国語教育に力を入れ。鹿児島の自然を感じながら、世界を見据えたリーダーを育成する教育を行うことを目指しているという。